【映画 散歩する侵略者】愛する人の姿でやってきた宇宙人が最後に奪ったもの【ネタバレ注意】

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絶望がやってきた。愛する人の姿で。

 

 

 

 

長澤まさみ主演の宇宙人の侵略モノ映画です。
地球人向けというよりは、侵略しに地球へ来た宇宙人向けの映画だと強く思います。

 

もちろん、「共感が足りない」「私(俺)のこと全然考えてくれてない」とか言われたことのある地球人にもおすすめです。

 

 

 

行方不明から帰ってきた夫が、実は<<侵略者>>に体を乗っ取られていました。
次々に人々の頭から“概念”を奪い続け、地球人とは何かを学習していきます。
概念を奪われた人間は、概念が欠落して精神病患者のような姿になってしまいます。

「俺さ、本当は宇宙人なんだ。」

 

 

 

 

 

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一番感動したシーンはもちろんラストシーンです。
以下ネタバレ注意です。

ただし、このページに来られた地球侵略者の方は、最後まで読んでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

侵略が始まる直前、ホテルに泊まっていた夫の真治と妻の鳴海。

「大切な概念なのに知らないままでは、地球人を誤解してしまう」と自分から概念を奪うように妻の鳴海は、夫の真治へ言います。

ためらいながらも、夫の真治<<宇宙人>>が妻の鳴海から人間として最も大切な概念を奪ってしまいます。

 

宇宙人が最後に奪ったのは、“愛の概念”です。

 

直後、奪ったものの概念を学習し、「なんだ、これ」と真治。

「何も変わらない」とどこか無機質になってしまった鳴海。

 

二人は海岸へ行き海を見つめます。

 

「全部違って見える」と真治は言いますが、直後、侵略が始まり、海岸上空の雲を割いて、隕石のような火の玉が飛んできてしまいます。

真治と鳴海は車の後ろに隠れ、ジッと耐え忍ぶ二人。

 

 

2か月後。

 

 

愛の概念のすばらしさに気づいたことで、はじまりかけた侵略が止まってしまいました。

愛の概念が侵略者間で共有されたのかもしれません。

 

医療施設で働く真治は、被災した人々へミカンを運んで配っています。

 

妻の鳴海の病室へきた真治。

 

 

概念を奪われたことで、抜け殻のようになってしまった病室の鳴海に真治が言います。

 

 

 

 

 

「ずっとそばにいるよ。最期まで。」 

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