浪人したとき

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入試、資格試験、就職活動などストレートに合格したひとは、今後ともその調子以上で頑張るでしょう。

 

問題は、うまくいかなくて浪人した場合です。

 

夢、目標や憧れがあったのにうまくいかなかった・・・

 

失敗したらどうしたらよいのかは、なかなか周りも教えてくれない・・・

 

いや、勉強を自分なりに頑張っているときに、失敗したときのことなんか、聞きたくない、考えたくもないというのが本音でしょう。

 

入学試験などで落ちた場合、浪人するかどうかは、家計事情もあって判断に迷うところではあります。

 

また、就職活動がうまくいかなかったときに第二志望以降の就職先を選べる人もいれば、第一志望の内定をとるために、新卒のキップを有効利用できるよう、就職留年という形をとるひともいます。

 

自分は苦しい思いをしている。矢が尽き、刀が折れてズタボロになった落ち武者のような気分が続くような気もしている。

 

そんなときに、次はどうしたらよいのでしょうか。

 

 

「運命の扉はひとつが閉じても、次の扉が開く」

 

 

わたしはこの言葉で救われました。

 

苦しい期間は、エネルギーを一滴ずつためて、なんとか生きているというような感じですが、未来から振り返ってみると自分にとって、苦い薬というか、良い教訓になっていることが多いと思います。

 

そのままストレートにうまくいかなかったおかげで、自分の方向を早い段階で修正できたのではないかという考え方もあります。

 

他人はともかく、自分の場合、うまくいきすぎたら調子に乗ったかもしれないし、失敗する人の気持ちがわからない人間になっていたという可能性もありますよね。

 

防げる失敗は当然、防いだ方が良いですが、自分なりに全力を出してもうまくいかなかった場合、努力の方向を変えてみるしかないと思うのです。

 

涙が止まらない日を知っているからこそ、結果が伴わない苦しみを知っているからこそ、これからの自分のためにも、今は考え方を変えて成功するチャンスが現れたのだと考えた方がよいと思います。

 

これは気休めではありません。

 

むしろ、方向を変えるのですから厳しいです。

 

「泣く時があっても良い。逃げるときもあってよい。自分を許せないと思うかもしれない。撤退は負けじゃない。転んでもいいんだから。それでも、すぐに立って考え方を変えるんだ。走りだせ。自殺なんかするな。親も友達もあこがれの人もいつかいなくなる日が来る。今、命あるなら立ち向かえ。座して死を待つな。運米の扉は一つが目の前で閉じたとしても、他の扉が開くのだから。」

 

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